過去に借金を債務整理した経験がある方はもう一度債務整理できる?

過去に借金を債務整理した経験がある方はもう一度債務整理できる?

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2018.09.17

もう一度債務整理を行う場合

債務整理は複数回行える

多方面からお金を借り入れして返済で首が回らなくなったとき、債務整理を行えば借金を帳消しにしたり、減額したりすることができます。しかし「お金を借りる」という行為が癖になっている方の場合、借り癖が身体に染み込んでおり、借金を繰り返してしまう傾向にあります。

こういった方々は一度債務整理を行っているのにも関わらず、無計画な借入を繰り返してしまうのです。そして前回の反省もなく、前回同様借金して首がまわらなくってしまう。そんな行動を繰り返す方がたまにいらっしゃいます。

しかしそんな方でも、法律相談事務所や弁護士に正式に依頼すればもう一度債務整理を行うことができます。しかしここで注意しなければならならないのは、前回の債務整理の内容により様々な条件が付帯することです。
債務整理は任意整理・個人再生・自己破産の3種類に大きく分類することができます。
前回の債務整理が新に行う手続きにどのような影響与えるのかを下記していきます。

1回目が任意整理の場合

任意整理は貸金業者に交渉して将来的な利息分をカットし、元本のみを支払う手続きとなります。
前回行った手続きが任意整理だった場合には、手続きを行えない期間は特にありません。
専門家を通して申し込みを行えば、比較的簡単に任意整理の手続を行えます。

1回目が個人再生の場合

個人再生とは裁判所に申し立てを行い、裁判所を通して借金を減額し、3年から5年かけて残りの借入金を返済する手続きをいいます。前回行った債務整理が個人再生だった場合、前回から7年間は新たな債務整理の手続きを行うことができません。
また裁判所の判断で2度目の債務整理の手続き自体が認められにくくなります。また最初に債務整理を行った借入先に対しての手続きが難しくなるため、他の借入先に対しての手続きを行う必要があります。

1回目が自己破産の場合

自己破産とは裁判所に申し立て行い、借金をゼロ (帳消し)にできる債務整理で、債務整理の中でも借金問題が重篤化している債務者に対して行う最終手段に限りなく近い手続きです。前回行った債務整理が自己破産だった場合、最初の手続きから7年間は新たな債務整理を行うことができません。

また7年経った後も、裁判所から再び債務整理を認められる可能性は極めて低いといえるでしょう。
上記した通り自己破産とは借金問題が重篤化した債務者にのみ行う手続きです。前回自己破産の手続きをとったのにも関わらず、また新たな借金問題が発生しているのは生活の改善が認められないと判断されてしまうからです。

2度目の債務整理に伴うデメリット

当分はあらゆる金融商品を利用することができない

借金癖がついて2度目の債務整理を行ってしまうと、その後キャッシングやカードローンなどの金融機関が扱う商品はもちろん、クレジットカードや住宅・マイカーローンといった生活に必要となる金融商品の利用が極めて難しくなります。

これは信用情報機関が過去のあらゆる金融事故を記録し、各金融機関、クレジット、ローン会社と情報を共有することで金融事故の再発防止に努めているからです。このような状態になると、どの金融機関に申し込みをしても審査で落とされてしまう、所謂「ブラック」状態となります。

女性の場合結婚して苗字が変わったとしても、本人の名義で金融商品を利用することは難しいといえるでしょう。

闇金業社に注意する

上記のようなブラック状態となった方に対して専門に貸し付けを行っているのが090金融、ヤミ金業者などの違法貸金業者です。このような違法業者はどこからともなく個人情報を仕入れ、ブラック状態の方々に対して法外な利息でお金を貸付します。

2度も債務整理を行っている方はお金の「借り癖」がついている方が多いため、このような違法貸金業者の的となることがよくあります。万が一、違法業者からの誘いがあったとしても、強い意思で断る勇気を持つことが大切です。

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