借金を債務整理するときのスケジュールや期間を確認しよう

借金を債務整理するときのスケジュールや期間を確認しよう

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2018.09.17

債務整理はすぐには終わらない

債務整理のスケジュールと流れを確認する

債務整理というのは弁護士や行政書士に依頼をしたら、後はお任せすることになります。もちろん、必要なことがあれば手続きをしたり、打ち合わせをしたりする必要がありますが、ほとんどの部分はお任せです。とはいえ、債務整理中は落ち着きません。自分の借金が減るかどうかの瀬戸際なわけですから、日中もハラハラしてしまうでしょう。

可能であれば債務整理は短い期間で終わらせたいものですが、実際にどのくらいのスケジュールで進むのか知っておくと不必要に不安になることも少ないでしょう。

債務整理には大きく分けると「任意整理」「個人再生」「自己破産」のという種類があります。それぞれは手続き方法とその効果、完了までの期間も異なります。

任意整理のスケジュール

債権者との話し合いによって利息や毎月の支払いを減額する手続きです。完了までおおよそ3ヶ月~8ヶ月を要します。スケジュールは以下のとおりです。

1. 弁護士や司法書士への依頼
2. 債権者への受任通知と借入状況の確認(取引履歴の請求)
3. 借金の過払い金の引き直し計算
4. 債権者への個別交渉
5. 交渉が決裂した場合は訴訟・和解

任意整理は各債権者へ個別で交渉をすることになります。債務整理をする人は多重債務者であるケースが多く、多方面から借り入れがある場合はそれだけ交渉期間も長引きます。さらに、交渉が決裂してしまうと今度は裁判所で訴訟や和解をすることになるため、さらに長引く可能性もあります。訴訟になれば1年以内に完了するのは難しくなるでしょう。

個人再生のスケジュール

裁判所を通して法律に基づいた債務軽減を行い、減額された借金を3年から5年で返済していく計画を立てる手続きです。完了までおおよそ4ヶ月~6ヶ月を要します。スケジュールは以下のとおりです。

1. 弁護士や司法書士への依頼
2. 債権者への受任通知と借入状況の確認(取引履歴の請求)
3. 裁判所に個人再生の申し立て
4. 裁判所手続き

個人再生についても弁護士や司法書士どちらに依頼することは可能ですが、司法書士は弁護士と比べると代理人として動ける範囲が狭いため、弁護士に依頼したほうが全体の期間は短くスムーズに進めることができるでしょう。

個人再生の場合、「個人再生委員」が選任されることがあります。委員は債務者の財政調査、提出書類のチェックなどをして裁判所に報告する役目があり、債権者が委員の選任を申し立てた場合や借金額が多い場合に選任されることがあります。委員が選任されると調査期間が余計にかかるため、長引くことになります。

自己破産のスケジュール

自己破産はすべての債務を免責してもらう手続きです。完了までおおよそ半年~1年を要します。スケジュールは以下のとおりです。

1. 弁護士や司法書士への依頼
2. 債権者への受任通知と借入状況の確認(取引履歴の請求)
3. 自己破産書類の作成
4. 裁判所に自己破産の申し立て
5. 自己破産手続き
6. 免責許可の決定

自己破産は効力が一番大きい分、手続きも多く長期間になることが多いです。個人再生と同様、司法書士よりも弁護士のほうが短期間で完了まで進めやすいでしょう。

債務整理が長期化するケースも

債務整理は債権者に対して「借金を減らせませんか?」という相談をする手続きです。これは債権者からすれば面白い話ではありません。ほとんどのケースであれば穏やかに話が進んでいくものですが、取引の過程で返済態度が悪かった場合、債権者側も二つ返事で話を進めてくれないことがあります。

こうなると訴訟や和解になってしまい、手続きが長期化することがあります。普段の取引でも誠意をもって対応するようにしましょう。

自分の好きな債務整理が選べるとは限らない

債務整理にも種類がありますが、早く終わらせたいから任意整理にしたくても、借金の借入状況によっては任意整理では状況を解決できないと言われてしまうこともあります。

どの債務整理が最適なのかは弁護士や司法書士に相談して方針を決めていくことになりますので注意しましょう。なるべく早く済ませたい場合はそのことも事前に相談してみることをおすすめします。

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