浪費というのは怖いもので、意識しないと貯金がどんどん減ります。もしくは一ヵ月の給料をほぼ使い切るような生活をしていると貯金もできません。
そんなデメリットしかない浪費癖ですが、気合だけではなかなか改善できません。自分の生活に色々なルールを作ることが大切なのです。この記事では、そんな浪費癖を直す為のルールやコツを紹介します。
目次
月の上限額を決める
例えば、一ヵ月に五万円までなら自由に使って良いというルールを決めてそれを必ず守れば浪費はなくなります。上限額も、自分の給料と照らし合わせて絶妙に決定しなければいけません。一万円では少なすぎてストレスが溜まりますし、十万円ではなかなか貯金できません。
財布にお金があるといつでもルールを破れる状況が作り出されるので、使って良いお金を除いて銀行に預けるのも一つの手段です。計画的に使うのも一気に使うのも自由ですが、上限額を決めるなど考えを巡らすことでお金の使い方が上手になります。
自分に罰を与える
もし、自分で決めた上限額を超えてお金を使ってしまった時は何らかの罰を受けないといけません。軽い気持ちで、来月は守れば良いという考えになってしまうと浪費癖は直らないです。
自分への罰は、ある程度ストレスを感じるものでないと罰の意味がありません。健康を害するものであれば生活に影響するので、数十キロ走るなどの罰にします。数十キロ走るのを回避するには浪費しなければ良いだけなので、単純なシステムです。もちろん、ルールを破って罰も受けないとなると浪費癖の改善はできません。
本当に必要なのか考える
浪費癖を直す方法として有効な問いかけがあります。それは、欲しい物を見た時に心の中で「これは本当に必要なのか」と自問自答することです。浪費してしまう原因として、その物を手に入れた時の自分の姿ばかりを想像してしまうので、つい購入するのです。しかし、本当に必要なのか問いかけることで、購入したいという熱を冷ますことができます。もし本当に必要であれば購入すれば良いですし、今必ず必要でないならその場を立ち去ります。
大きな買い物を希望しているか
人は人生の中で多かれ少なかれ大きな買い物をします。家を筆頭に、車も大きな買い物と言えます。大きな買い物をするにはコツコツと貯金する必要があるので、浪費しているといつまで経っても購入できません。
誰もが大きな買い物を夢見ている訳ではないので難しいですが、もし家や車の購入を目論んでいる場合は常に意識すると貯金できるようになります。衝動的に物を買ってしまうという行動が抑制されて、将来の為に止めておくという選択ができます。
商品を見ないようにする
女性を中心にウィンドウショッピングが人気ですが、やはり見ていると購買意欲が出てきます。時には諦められないほど欲しい物を目にしたり、本日限りの限定品などの前に気持ちが緩んでしまう可能性があります。
ウィンドウショッピングは楽しいものですが、浪費の可能性を上げてしまう行動とも言えます。なので、目に入った物を何でも買ってしまうような状況が抑制されるまでウィンドウショッピングは禁止した方が良いです。気持ちをコントロールできるようになったら、再開しても構いません。
友人に浪費癖を直すと宣言する
友人に浪費癖を直すと宣言しておくと、万が一無駄遣いしようとした時に止めてくれます。本当に買って大丈夫なのか、浪費癖を直すのではないのかという問いかけがあると購買意欲にストップがかかります。一人で買い物をすると自問自答しかできないので、お金を使ってしまいそうな買い物の時は友人と行くと良いです。
出掛ける前にお腹を満たす
浪費は服や靴だけでなく食べ物にも注意が必要です。食欲は物欲よりも強力なので、気持ちだけではなかなか抑制できません。食べ歩きをする程度であればそれほどダメージは少ないですが、フレンチのディナーを何回も食べると問題です。スーパーでの買い物も、空腹だと色々と買ってしまうのでお腹を満たしてから家を出ます。
満腹状態であれば食べ歩きもしないですし、ついレストランに入ってしまうこともありません。
お金がかからない趣味を見つける
もしお金がかかる趣味がある場合は、注意する必要があります。毎日仕事等を頑張っていると、休日の趣味くらいは思い切り堪能したいという気持ちになるからです。もちろんその考えは間違っていませんが、お金がかからない趣味であれば浪費しなくて済みます。
例えば読書であれば千円程度で何日も楽しめますし、図書館で借りれば無料です。インターネットで動画を楽しむのも、それほどお金がかかりません。毎週のように旅行へ出かけたり、車をカスタマイズするなどの趣味はお金がかかるので、バランスを考える必要があります。家で大人しく休養するのも、浪費しない手段の一つです。
急な出費も考える
浪費は楽しいものですが、極論を言えば人生を崩壊させる可能性も否定できません。人生には毎月の光熱費や食費だけでなく急な出費もあるので、考えを巡らさないといけません。友人が結婚したり、親が亡くなるなどした時にお金が無いとなると大問題です。
後悔しない為にも、常にある程度の貯金を確保して日々生活したいものです。