アコムの利息は安くできる?利率は?

給料日前だけどお金がない、急に出費の予定ができたなどお金が必要になったときに便利な存在が消費者金融です。

アコムも多くの方が利用している消費者金融です。申込みは365日24時間対応で最短30分で審査が終わり、申込みをしてその日のうちにお金をかりることもできます。

お金に困ったときに役に立つのですが、気になるのは金利です。

アコムからお金をかりるときは、できるだけ安く借りたいと言うのは誰しも考えることでしょう。アコムでお金を借りたいけれど金利が気になる、現在借りているが金利を安くできないかといった方もいるかも知れません。

では、アコムから安くお金を借りるには一体どうすればいいのでしょうか。

目次

アコムの利率と利息の計算

アコムの金利は3%から18%に設定されています。この数値は他の消費者金融と比較しても大差はありません。

この金利差はどうしてつくのかと言うと、利率3%から18%の差は利用者の信用、借入額によって変わってきます。

これも各消費者金融に見られる傾向ですが、初めて借り入れをする方にが適用されるのは最大金利です。消費者金融も貸し倒れのリスクが有るため、最初は高い金利を適用しています。

アコムの場合、初めての借り入れなら金利は18%です。初回利用の場合は、利用実績がないために上限金利が適用されます。借入限度額についても一般的に50万円が上限になっています。
金利は100万円未満を借りた場合、7.7%から18%、100万円以上300万円未満の場合は7.7%から15%です。

300万円以上から500万円未満は4.7%から7.7%。500万円以上800万円の場合は3.0%から4.7%になります。

このように、借入金額が多いほど適用される上限金利も最低金利も違ってきます。ただし、最低金利が適用されることはほぼありません。

では実際にアコムでお金を借りたときに、いくら利息を支払わなければいけないのでしょう。実際にアコムからお金を借りたとして、計算をしてみます。

アコムでお金お借りた場合の利息の計算方法は、以下の計算式で求められます。

計算式は借入金額×金利÷365×利用日数です。

金利18%で30日間借り入れをした場合どうなるかを計算してみます。

借りた金額が10万円なら、
10万円×0.18÷365×30で1479円になります。
300万円の場合なら、金利の上限が7.7%になるため、
300万円×0.77÷365×30で18986円です。

アコムの返済方法

アコムの利息の計算方法を説明しましたが、返済方法の選び方でも利息が違ってきます。
アコムの返済方法は2種類あります。一つは35日毎、もう一つは毎月指定期日です。

35日毎は返済日の翌日を最初の日として、そこから35日毎に返済をしていきます。初めてお金を借りた場合は、借入日の翌日から35日です。

35日毎の返済は、30日間無利息サービスを受けられるために、短期間で借りる場合にはお得感があります。しかし、長期間借りる場合は毎月指定期日で返済するよりも返済のサイクルが長くなるために、利息が高くケースもあります。

毎月指定期日は、毎月の返済日を利用者が自身で決定できる方法です。前述したように長期間返済していくと仮定するなら、返済日のサイクルが短い分利息はこちらのほうが少なくなります。また、口座振替を選択しておくと返済日を忘れてしまうといったことも防げるでしょう。ただし、口座振替で返済する場合は毎月6日が返済日になります。

それでは、どちらの返済方法がお得になるのかと言うと、30日間の無利息サービスのある35日毎の返済と言えるでしょう。お金を借りても無料利息期間の1ヶ月分、利息を支払わなくて済みます。

利息を安くする方法

アコムの利息を安くする方法は、実はあります。これは、さらにお金を借りて借入額を増やす方法です。借入額が大きくなると、金利の上限は低くなります。これは利息制限法で定められています。

50万円なら上限金利は18%ですが、100万円以上は、15%になります。
ただし、限度額を増額するには申請をして増額審査を受けなければいけません。この増額審査のときに、金利の引き下げが検討される場合もあります。

また、増額申請をしなくても金利の引き下げ交渉をして金利を引き上げてもらうことも可能です。正社員に採用されたり、収入がアップしたりしたときに、引き下げを交渉してみるといいでしょう。必ず成功できるかはわかりませんが、実際に引き下げに成功した方もいます。

ちなみにはじめて借りてから期間を経ていない方は、増額審査には通過できません。増額申請は一定期間の利用実績が必要です。増額審査を受けるなら、アコムである程度返済と借り入れをしていなければいけません。くわえて、返済を遅れずにきちんとしていた方でないと審査には通ることはないでしょう。

支払う利息を減らす方法

アコムの金利を安くする方法で、一番手っ取り早いのは返済額を多くすることです。アコムを始め消費者金融でお金を借りた場合、利率は元金に対してかけられます。元金が少ないと支払う利息も安くなる仕組みです。このとこからわかるように、返済額を増やすと増額分元金は減っていくので、利息は安くできます。

くわえて、追加入金を利用するのもいい方法です。追加入金は毎回の返済とは別に支払いをすることです。支払期日から数えて、15日以上前の入金は追加入金として扱われます。アコムからお金を借りた際の返済は、毎回利息分を一緒に支払っていますが、追加入金は元金の返済にだけ充当されるため利息を減らせます。ボーナスなど臨時の収入があったときは、追加入金で元金の減らすといいでしょう。

これら以外には支払い方法にも工夫をしましょう。返済に利用する窓口で手数料がいる場合があります。無料の返済方法を選んで手数料を節約しましょう。口座振替、インターネット、アコムATM、店頭窓口は返済時の手数料が無料です。銀行振込の場合は金融機関により定められた手数料が必要で、提携ATMなら1万円以下は108円、1万円以上は216円の手数料がいります。

手数料は微々たるものに感じるかもしれませんが、積み重なると大きなものになります。借金を返済しているときに余計な費用を支払うのはもったいないことなことなので、金利を安くしたい方は気をつけましょう。

アコムへの返済に負担を感じているなら

アコムからお金を借りていて滞ることがある、毎月返済するのが負担だ、支払いができないといった方もいるかもしれません。

このような場合は、専門家に相談してみることを検討してもいいでしょう。専門家に相談をして法的手続きを取るという方法です。ほとんどのケースで、消費者金融への借金は減額できます。借金を減額することで返済の負担は軽減できるでしょう。

債務整理には任意整理、個人再生、自己破産があります。任意整理ではアコムと交渉をすることで将来の利息をカット、返済可能な計画を立てるなどが交渉可能です。任意整理をする相手も選べます。複数社から借りている場合、1社とだけ交渉するといったことも可能です。
民事再生では毎月の返済額を減額でき、住宅等の資産を維持することができます。職業上の資格制限を受けることもありません。

自己破産はすべての借金を精算することができます。

まとめ

アコムでお金を借りた場合の利率は3%から18%です。ほとんどの場合、上限金利でお金を借りて返済することになります。しかし、金利を安くする方法がないわけではありません。アコムの金利を安くするには追加入金や毎回の返済額を増やすことで元金を減らす方法や、増額申請をして金利を安くする方法があります。

しかし、これらの方法でも借金の負担が減らせない場合は法的手続きも考えましょう。債務整理を行うことで借金の減額は可能です。任意整理、個人再生、自己破産、自分にあった法的手段は見つかるはずです。

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