【借金地獄回避】借金癖のある人の特徴と対策法まとめ

借金する人には共通の特徴や心理状態があります。一旦借金グセがついてしまうと、解決するのが難しくなるので注意が必要です。そもそも人はなぜ借金をしてしまうのか、そしてなぜ返済できなくなるのか、その理由を知っておくことが大事です。借金で悩んでいる人は、まず自分の考え方やお金の使い方を見直して、有効な対策方法を取りましょう。

目次

借金する人の特徴

世の中には借金する人としない人がいます。借金する人にはある共通の特徴があります。
まず、浪費癖のある人は、買い物依存症になりやすいとともに借金もしやすく、どんなに収入が多くても浪費額のほうが上回ってしまう傾向にあります。このようなタイプの人は、普段クレジットカードを持ち歩かないようにする等の対策が必要です。クレジットカードは現金なしで購入できるメリットがある一方、お金を払った感覚が薄いため、しっかりした返済計画を持たないと、どんどん借金が膨らんでしまいます。キャッシュカードも同様です。金銭感覚が麻痺してしまうと、クレジットカードとキャッシュカードの限度額を自分の貯金と錯覚してしまうようになるので注意が必要です。
ギャンブル癖のある人や賭け事が好きな人も借金しやすいと言えます。借金してまでギャンブルをするようになったら注意が必要です。最近はスマホアプリのゲームにハマって、多額の課金をしてしまう人もいます。このような人はギャンブル依存症になる可能性があるので要注意です。 
 
収入が減ってしまった時も、借金しやすいので注意が必要です。最初は「今月だけ借りよう」と軽い気持ちで借りても、これまでと同じ生活を続けていればお金が足りなくなり、翌月も借金を重ねてしまうことになります。収入が減った時は借金をせずに、生活を見直して節約するのがベストです。生活水準を下げたくないからといって安易な気持ちで借金してしまうと、あとあと苦労することになるので注意しましょう。
プライドの高い人や見栄っ張りの人も注意が必要です。真面目な性格でプライドが高いと、誰にも相談できずに借金が悪化してしまうことがあります。また、自分の生活をよく見せようとして所得と釣り合わないマンションで暮らしたり、飲み会でおごってばかりいると、当然ながら出費が多くなり借金をしやすくなります。

借金してしまう心理

借金をする癖のある人は、自分の考え方を鍛え直す必要があります。
借金する人の多くは、お金を借りる重大性を理解していません。楽観的であると言えば聞こえがいいですが、悪く言えばお金の感覚が乏しく、将来の危機感を全く理解していないということになります。特に最近は即日発行できるクレジットカードやキャッシュカードも増えているため、お金を簡単に借りることができてしまいます。あまりにも手軽にお金を借りられるために、借金した感覚がなく、いつまでたっても借金が減らず多重債務となってしまうこともあります。気軽に借りられるという感覚が身を滅ぼすということを、きちんと自覚する必要があります。
無計画で行動してしまう人も危険です。借金で生活費をおぎなっている時点で、無計画に行動する性格が出ています。クレジットカードやキャッシュカードなどで借金したら、翌月には一括で返済するのが理想です。「あとでなんとかなる」という気持ちでは、いつまでたっても借金が減りません。
借金を繰り返してしまう人は、自分のやりたいことや欲しいものを優先してしまう傾向にあります。「将来は収入が増えるだろう」という安易な考え方が借金を膨らませる原因となるので、借金をする前にきちんとした計画を立てましょう。

借金せずにお金を作る方法

借金せずにお金を作る方法を身につけておけば、生活費が足りなくなったときでも乗り切ることができます。
一番手っ取り早い方法は、自宅にある不用品を売ることです。ブランド物のバッグであれば、高値で売却することが可能です。iPhoneなどのスマートフォンも高値で売れるので、機種変更して使わなくなったスマートフォンがあれば専門店に買取してもらいましょう。まだ比較的新しい家電であれば、高値で売れる可能性があります。 
 
今すぐお金が欲しい場合は、日払いバイトがオススメです。日払いバイトであれば即日勤務ができる場合が多く、早くて翌日や数日後に給与をもらうことができるので、急いでいる時に役立ちます。オフィスワークからイベントスタッフまで職種も多岐にわたるので、自分の都合に合わせて選ぶことができます。 
 
どうしてもお金が足りないのであれば、親に相談してみましょう。遊興費は出してくれなくても、生活費に困っているのであれば手助けしてくれるかもしれません。親にお金をやりくりする方法をアドバイスしてもらうのもいいでしょう。
お金に困ったら、まずは今までの生活費を見直しましょう。通信費や外食費などはすぐに節約できるはずです。無駄使いを省いて節約すれば、貯金も可能になります。

借金する際に注意すべきポイント

すぐに返済できる見込みがあっても、金利の高い借金は利用しないようにしましょう。借入先によって利率は大きく異なるので、借入先の金利を事前に比較しておく必要があります。金利が高いと返済も苦しくなり、返済計画もくるってしまいます。銀行カードローンであれば金利も低めなので、負担も少なく抑えることができます。
借金の返済をボーナスに頼っている人は注意が必要です。数ヶ月後のボーナスに頼っていると、何かお金に足りなくなった時に困ってしまいます。通常ボーナスは旅行などの遊興費に使われることが多いですが、ボーナスの全てを借金の返済に充ててしまうと旅行等ができなくなり、ストレスがたまったり家族から文句を言われることもあります。そこで見栄を張ってしまうと、また借金をしてしまい、借金の返済が長引いてしまいます。「ボーナスで支払えばいい」という安易な考えは禁物です。結局は地道にコツコツと返済していくのが一番です。

借金に困ったら債務整理

借金が膨らみすぎてどうにもならない場合は、債務整理を考えましょう。債務整理をすれば、借金地獄から抜け出すことが可能です。
一言で債務整理といっても、任意整理や個人再生、自己破産などの種類があります。
任意整理は、借金の返済額と返済方法を債権者と交渉して合意する手続きです。任意整理をすることによって返済額を大幅にカットできる場合があるので、毎月の返済が楽になります。任意整理の手続きによって過払い金が発覚した場合は、逆にお金が戻ってくるので、借金返済の必要が無くなり生活も楽になります。 

個人再生とは、裁判所に申立をして返済額を大幅に減額してもらう手続きのことで、任意整理よりも借金額を減らすことができます。住宅や車などの資産は失わずにすむので、任意整理では支払えないような多額の借金を抱えている場合に効果的です。
自己破産とは、裁判所に申立をしてすべての借金をゼロにしてもらえる手続きのことです。自己破産することによって、クレジットカードなどの通常の借金は返済義務がなくなります。自己破産であれば借金の金額に制限がないので、1億円以上の多額の借金でも支払いが不要になります。ただ自己破産をすると、ローンが組めなくなったりクレジットカードが利用できなくなるなどのデメリットもあるので、借金の金額がそれほど大きくないのであれば、任意整理や個人再生をするのがベストです。
債務整理をすることによって、ほとんどの借金問題を解決することができるので、借金を返済できる見込みがない人は早めに債務整理の手続きを行いましょう。

まとめ

借金をしなくてもお金を作る方法はあるので、安易な気持ちで借り入れするのはやめましょう。どうしても借金したいのであれば、翌月には必ず返済する気持ちを持ちましょう。甘い考え方は捨てて、将来に向かってきちんとした計画を立てることが大事です。

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