借金に追われている人の心理とは

借金をしているということを周囲の人にバレないようにしている人はどれぐらいいるでしょうか。ほとんどの人が自分に借金があることは隠そうとしますよね。

それは借金というものが人に悪い印象を与えてしまうことだからです。そのように背徳感に苛まれている人の心理状態とはどのようなものなのでしょうか。今回は借金に追われている人の心理について詳しくお話していきます。

借金をしていると人と会いたくなくなる

借金をしていることは人に自慢できることではありません。むしろバカにされることや叱られるようなことです。そのような状況に対して自分でも焦りがあるのに、周囲から色々と言われてしまうと気持ちの行き場がなくなってしまいます。

その為、人と関わることから逃げるようになるのです。人と会えば近況などを話さなくてはいけません。自分自身が置かれている状況は人に自慢できるものでも、誰かの為になるようなことでもありません。人の自慢話などを聞くとより焦りが生じ、身の置き場がないように感じてしまうのです。

誰かに近況を聞かれても本当のことは言えないので、嘘をつくことになってしまったりと悪循環が生まれてしまいます。嘘に嘘を重ねるような現状は誰でも楽しいものではありません。借金というリスクを背負っている時は、何をしていてもそのことばかりが頭を掠めてしまうもの。心理的に人と会えるような状況ではなく、むしろ人を避けるような傾向があります。

しかし、この心理が逆に借金地獄に陥ってしまう要因の一つでもあります。自分一人で抱えるようになる為、何が正しいのか、どうすればいいのかがわからなくなってしまいます。借金の返済期日が迫っても目途が立たない時、違う場所から借金をして、最終的には自転車操業状態になってしまうことがあります。

人と関わらないということは人からの意見も影響も受けることがないということ。自分を見失いやすく、孤独感に苛まれてしまいます。信頼できる人に借金をしている事実を伝えて、相談に乗ってもらえる環境を作っておくことが大切です。

嘘に嘘を重ねるようになる

借金をしている事実を一人で抱えている場合、そのことが周囲にバレないように嘘に嘘を重ねるようになるでしょう。これは、自分自身を悪く思われたくないという心理が働き、自分のしている事実を隠すようになります。

例えば、妻が知らない間に借金を重ねていた場合、その事実を知った夫はどのように対処すると思いますか。ほとんどの夫が妻を強く叱責し、場合によっては離婚にまで発展するでしょう。そのように自分自身がしていることの重大性を知っているからこそ、嘘に嘘を重ねていくようになります。

その嘘の対して最初は罪悪感を覚えるのですが、日常的になってくると麻痺してしまいます。嘘なのか真実なのか本当のことが自分でもわからなくなってしまうのです。このような状況になる前に、信頼できる人に相談することが大切です。借金していることはどんなに嘘を重ねていてもいつかはバレてしまうもの。嘘をつくことで人との関係性を悪化させてしまいますので、少しでも早く真実を伝えることが大切です。

感情的になる

借金に追われている状況というのは、ストレスが強く掛かっている状態と同じです。逃げられない現実と返済期日に追われ、毎日イライラしてしまいます。返済期日が近づいて、それに対してしっかり用意できている場合はココロも穏やかでいられるのかもしれませんが、返済の目途が立っていない場合、そのイライラ度もマックスに。

一人暮らしであれば、そのイライラのはけ口はありませんが、家族や恋人などと一緒に生活をしている場合、八つ当たりをしてしまうなどの問題点も出てきます。この問題点は人間関係を悪化させてしまうので、借金以外のストレスもプラスされてしまうでしょう。借金に追われてイライラする上に人間関係でもイライラしてと悪循環極まりないです。

イライラしている時には怒りっぽくなりますし、短気にもなります。周囲の人からその態度に対して指摘を受けることもあるでしょう。感情的になりやすい一面もあるので、周囲の人は振り回されてしまいます。借金をしている本人は無自覚のことも多いのです。

性格が暗くなってしまう

借金がある人はダメ人間という思い込みから、性格が暗くなってしまう傾向もあります。心理的に悪いことをしているという意識が働くため、日陰で過ごさなくてはいけないという気持ちもあるでしょう。なるべく人目を避け行動するようになったり、今までの交友関係を一切断ち切ってしまったりと孤独を望むようになります。

自分自身を否定的に思う心理的要因が背景にある為、借金を返済しない限り気持ちが上がってくることはないのです。このように思い込んでしまうタイプは本来根が真面目なタイプ。人に対して迷惑をかけることを極端に嫌がり、自分自身の置かれている状況を悲観的に考えてしまう傾向があります。

明るかった性格の人が借金をしたことで、急に性格が変わることはよくある話です。性格が暗くなることで周囲の人間からも付き合いにくいと思われるようになる為、友達が離れていってしまうなどのリスクもあります。借金がある状況で明るくすることは簡単ではないかもしれませんが、周囲にわかるぐらいのレベルで落ち込んだり、暗い雰囲気は状況を悪化させることがありますので注意しましょう。

他力本願になってしまう

借金をしているのは自分自身なのに関わらず、誰かが返済してくれると言わんばかりの心理になる人もいます。自分がしていることの事実から逃避し、現実を受け入れないタイプに多いようです。家族や恋人、友達が返済することを望んでいたり、自分自身に起きていることじゃないと現実逃避をしてしまうことがあります。

身勝手なように思えるこの心理ですが、借金という荷を背負っている時には少し必要な心理とも言えます。実際に逃げることは簡単ではありませんが、そう思うことで心理的な余裕が生まれるのも事実です。ただし、中には本当に誰かに借金を押し付けようと考える人もいます。自分自身が楽になる為なら、誰かを犠牲にしても良いという心理が働くためです。このようなタイプが周囲にいると、迷惑を被ることになるので注意が必要。

借金から逃げたいのは誰でも一緒ですが、現実から逃げられる程世の中甘くないのです。他力本願になってしまう気持ちが多少あるだけなら良いですが、最初から逃げようとするのは良くありません。

まとめ

借金をしている時には人と関わりたくない、関わらないようにしようと考えてしまうものです。しかし、それが状況を悪化させてしまうことも少なくありません。借金をする前と同じように接することができれば一番なのですが、借金をしているという事実に焦りが生じてしまう為、人と関わって感情的になってしまうこともあるでしょう。

性格が変わったとすら感じさせてしまうこともあり、人付き合いがうまくいかなくなってしまいます。敢えて孤独になろうとする心理が働きやすいものの、それでは自分の人生すら借金のせいでめちゃくちゃになり、望んでいたような結果が生まれることはありません。まずは、信頼できる人には自分の置かれている状況を伝えてみてください。どんな気持ちなのか、何が辛いのかなど聞いてもらえるだけで心が落ち着きます。

苦しいことを一人で抱えることは心理的に悪い影響しかありません。誰かと共有することで気持ちが楽になりますので、信頼できる人を探して相談してみましょう。ただし、借金の返済をお願いするようなことは信頼できる人を無くしてしまう結果になることもありますので、注意が必要です。