借金返済中に新型コロナウィルスの経済的影響により失業してお金に困った時の対処方法

借金返済をしている最中にコロナウイルスの影響を受けて失業してしまった人もいるでしょう。収入がなくなってお金に困っているけれど、返済もしなければならなくて苦しい状況になりがちです。このようなときの打開策にはどのようなものがあるのでしょうか。三つの対処方法を紹介するので、状況に応じた適切な対応をしていきましょう。

目次

失業して借金返済が困難になったらまず失業保険

コロナの影響かどうかにかかわらず、失業してしまったときには失業保険の受給を始めましょう。失業保険は仕事を失ってしまった人が、次の仕事を見つけるまでの間に保険金を受け取れるのが特徴です。各地域のハローワークが受給手続きの窓口になっているので足を運んでみましょう。登録手続きをしたら、その後は就職のために求人を探して応募をするなどの条件を満たしている限りは保険金を受け取れます。保険金は生活費として使えるだけでなく、借金返済に使用することも可能です。ただ、受給条件を満たしていないと受け取れないことに加え、働いていた頃に比べて収入も少なくなるので長期的な対策にはなりません。借金が多くて返済額が大きいときには別の方法も併用して対処するのが大切です。

就職先を探すのが対処策

失業したなら次の仕事を探しましょう。コロナウイルスの影響で仕事を失っている人も多いのは確かですが、仕事を自主的にやめている人もいます。その影響で人材が不足している業種も多く、就活を進めればきっと働くことができます。ただ、すぐに見つけられる求人の中に、自分のキャリアや経験を生かせるものが見つかるとは限りません。ハローワークだけでなく、転職エージェントも利用して仕事を探してみましょう。前職よりも収入は減るかもしれませんが、安定して働ける職場を見つけられる可能性は十分にあります。転職の仕方や前職の仕事によっては、転職によっては以前よりも稼げるようになる場合もあるので、前向きな姿勢で仕事を探すのが大切です。

債務整理をして生活再建を目指す

お金に困ってしまって借金返済がもう困難な状況になってしまったというのなら債務整理をしましょう。弁護士や司法書士に相談すれば、最善の債務整理の方法を選んで提案してもらえます。収入がなくなってしまっている場合には任意整理で返済するのは困難なので、就職できる見込みがなさそうなときには他の選択肢になるでしょう。特定調停や自己再生の可能性もありますが、収入を得るのが難しい場合にはやはり返済を続けることはできないでしょう。自己破産をすれば借金は帳消しになります。ただ、有価資産をほとんど失うことになってしまいます。状況に応じて適切な方法を選ぶ必要があるので弁護士や司法書士によく相談しましょう。

失業しても打開策がある

借金を抱えているときにコロナの影響によって失業してしまうと返済できなくなるのではないかと不安になります。しかし、失業保険でしのぎながら就活をすればそのまま借金返済を続けられる可能性もあります。また、債務整理によって返済できる状態にすることも可能なので、返済できなくなる不安があるなら弁護士や司法書士に相談してみましょう。

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