借金のある人と結婚する前に考えること

結婚に関しては女性の方が現実主義です。ですから金銭的なことに関してのチェックはとても厳しいです。

とはいえ、金銭的なことはデリケートな部分なので、面と向かって聞きづらいことでもあります。長年付き合っていた彼氏に突然、自分には借金があるという事をカミングアウトされたり、何らかの経緯によって知るということもあるでしょう。

ここでは、パートナーが借金をしていることが若田ときの心がけについて解説します。

目次

借金はあくまでも彼のものであることを認識する

女性はどちらかというと、大好きな彼氏に対して尽くそうとする人が多いです。ですから、彼氏に借金があることを知ると、ついつい自分が借金をしているように感じてしまい、早く借金を返済しようと協力的な態度をとってしまいがちになります。

ところが、借金を繰り返して返済しきれていない人というのは、基本的にお金に関してだらしない性格の人が多いです。自分のパートナーが借金の返済を協力してくれることを知ると、中には自分の社金返済の負担が少なくなったように勘違いする人も出てきます。

すると、人によってはまだお金に余裕があるからと勘違いし、更に借金をするようなケースも十分考えられます。いずれにしろ借金を返済することに協力すると少なからず自分が借金をしていることに対しての責任感が薄れるのは事実です。

借金のある人と結婚をしたとしても、その借金が二人のものになるわけではありません。たとえ結婚しても借金したお金はその借りた本人のものです。冷たいように感じるかもしれませんが、借金をしっかりと完済させるためには必要以上の協力はせず、自分が借りているお金であることをしっかりと自覚させて、計画的に返済してもらうように働きかけましょう。

ただしすぐに借金をなくしたいからと、無理な返済を催促するのも良くありません。無理な返済は精神的に大きな負担になりますから、結婚生活にも大きな影響を与えます。借金を抱えていても個人的にお金を使いたいという場合もあります。借金を抱えていてあまりに贅沢をしているのは阻止しなければいけませんが、毎月の返済がきちんとできているのであれば、多少遊びに行ったり買い物をするといったことに関しては認めるようにしてください。

借金を返済するための環境づくりをする

パートナーの借金返済に関して、金銭的に協力することは極力やめておいた方がいいですが、それ以外の面でサポートすることはとても大事です。

借金癖のある人には共通する性格面での特徴があります。ひとつは見栄っ張りな性格であるという事です。例えばお人好しで見栄っ張りな人の場合、知り合いにご飯に誘われるとお金がない場合でも断って仲間外れにされたらどうしようだとか、お金がないと思われたらどうしようというように、自分が他人からどう見られているかをとても気にする傾向があります。

そして他人から避けられたくないという思いが強くなり、ついお金がなくてもランチの誘いに乗ってしまうのです。そしてそういう性格の人はお金が苦しくても誰にも相談できず、キャッシングなどを利用して自分で解決しようとする傾向にあります。

また負けず嫌いなひとも見栄っ張りになりやすいです。負けず嫌いな人はたとえ現在の生活が苦しくても、そういう一面を他人に見せたくはないですから、高級なお店などに行って自分が裕福であることを周りにアピールします。結果的にお金の工面が出来なくなり、借金地獄に陥ってしまうのです。

そして男性に多いのですが、女性に対して飲食代などを全て自分が支払う奢り癖がある人や、高級なプレゼントなどを頻繁にあげる貢ぎ癖がある人も借金を抱えやすいので要注意です。

もしも、自分のパートナーに見栄っ張りな一面や奢り癖や貢ぎ癖の傾向があるのであれば矯正する必要があります。パートナーには他人の懐具合を気にしている人なんていないことを伝えるようにしましょう。

毎回奢ってくれたりする人に対しては、ほとんどの場合奢ってくれるから自分はお金を払わなくて済むのでラッキーだというくらいにしか考えていないものです。

お金をたくさん支払う人は、そうしなければ人間関係を維持できないと考えている人が多いです。しかし金銭的なやり取りが一切なくても友人として付き合ってくれる人はたくさんいるという事をパートナーに教えてあげることがとても重要です。

借金のある人と結婚するということは、相手の性格を変えることも時には必要だという事を念頭に置いておいた方が良いでしょう。

これからも付き合いを続けるかどうかの判断基準

とはいえ、いくら働きかけてもパートナーが現状を改善しようという意志が全く無ければ借金地獄から抜け出すことはできません。

相手に借金があることを知った場合、相手の態度によってはそれ以降の付き合いはしない方が良いケースもあります。

謝金をしているケースにもいろいろとあります。急な出費があってやむを得ず借金をしているような場合は返済について真剣に考えているので、借金のことに関しては自分から告白してくるでしょう。こういった場合は環境づくりをすることによって完済できることが多いです。

ところが特に理由もなく借金を繰り返しているような場合は要注意です。借金をしていることが発覚し、こちらから借金について質問をした際に借金をした経緯や金額についてはっきりと話さない相手や、本当のことを話してくれない相手とは有効な信頼関係を築くことはできません。そういった相手は今後借金を完済しようと協力を働き掛けても耳を貸さないことが多いでしょう。

そればかりか返済の期限が無いからと、こちらにまでお金を無心してくることにもなりかねません。借金に関する情報を正しく提供してくれないパートナーだった場合は、結婚を考えるのはやめておいたほうがいいかもしれません。

そもそも、借金を切り返しているという時点で借金に対しての認識がかなり甘いといえます。通常、借金を一度すればそのお金を返済するまでは金銭面で不安になりますから、必要以上に買い物や浪費をしたりましてや更にお金を借りようなどとは思わないです。

こういった性格の人は、自分の借金の返済の見通しがたっていないのに、どうにかなるだろうという根拠にない理由で毎日を暮らしていることが多いです。借金に関しての認識が甘い人は生活を切り詰めることを極度に嫌いますから、こちらがいくら返済のための環境づくりをしたとしても拒絶し、時には喧嘩に発展することもあります。

特にパチンコやスロット、競馬などといったギャンブルに多額のお金を投資するギャンブル依存症の人は、負けても勝てばいいからと借金を繰り返す傾向にありますし、矯正することはとても難しいので、付き合いを継続するのは考え直した方がいいかもしれません。

借金を整理して計画を立てる

借金を返済するための環境づくりとして、パートナーの性格を矯正する以外には、実際に借金の状況を整理するというのも有効な方法です。

特に複数の金融会社から借金をしている場合は、すべての借金の借り入れ状況を整理し、返済のためのスケジュール作りをしましょう。借金返済のためのお金を渡すのはあまり良い方法とは言えませんが、借金返済のための道筋を立ててあげるのは、パートナーに対して返済する意欲を持たせるためにもとても有効だといえます。

また、複数の借り入れがあるならば、おまとめローンを利用して借金を一本化するのも有効です。一本化することによって返済をおまとめローンを利用会社だけに絞ることができ、道筋がより立てやすくなります。

まとめ

借金があることが発覚した場合は、まず何よりもどれだけの借金があっていつまでに返済をしなければいけないのかをはっきりさせることが重要です。

そのうえで金銭的な協力をするのではなく、借金を返済しやすい環境を整えるようにしましょう。”

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